ホンジョウとミクは、せせらぎの緑道沿いをシモキタ方支付寶HK面へと歩いていた。
川の流れる小さなチョロチョロと言う音だけが静かな夜道に心地よいBGMとなって響いている。
そう言やあミク、今回は霊気の先生に会いに来たんだっけ?」
とホンジョウ。
うん、初伝から奥伝に上げてもらえることになって、明日一日そのセミナーなんだ」
とミク。
よくわかんないけど???、なんか凄そうだね?」
奥伝の資格をもらえるとね、わたしも霊気ヒーリング治療実践の資格?みたいなものがもらえるのよ」
へえ、じゃあ、ミクもヒーラーか?」
ナオキはヒーラーのオンナ、二股か?」
ええ?」
とホンジョウはまた露骨に動揺する。
冗談よ」
と、ホンジョウは何かを探しているのか?ズボンの右ポケットをゴソゴソとやっていたが、やがてその中よりハンカチにくるまれたある物体を取り出し、それを右掌に乗せると、すぐにそれをミクの目の前に差し出した。
ああ、あの。
これ???」
えっ?
何?
指輪?」
ああ。
これ、君に渡しそびれてた???婚約指輪」
えっ?
そ、それで?」
い、いや、これ???、ミクにやっぱり渡しといた方がいいと思ってね」
わたしに?」
ああ。
ってああ、でも今更プロポーズとかじゃなくて。
つまり、あの、まあ???、今までずっと君のこと忘れなかった俺の気持ちの証?って言うか?
まあ、そんな意味???かな」
とホンジョウはたどたとしい口調で、かろうじてなんとか???そう言った。
そう。
ありがとう。
なんか???、うれしいな」
とミクは言ってその指輪を手に取り、それをそっと左の薬指にはめた。
それでもミクはすぐにそれを薬指から外すと、
やっぱ、こっち???かな?」
と言ってそれを中指にはめ直し、
ほら、婚約じゃないしね」
と言って笑った。
ああ、そ、そうだね」
これね」
とミクは意味ありげに微笑む。
ええ?」
これ???、婚約指輪としてもらって、わたしたち離れ離れになっていたら、なんか気まずくなってもうはめられなかったでしょう?
でもなんか、こういう形でもらえたから、なんかこれからも一生?ずっとはめていられそう???かな」
と言ってミ クはその指輪のダイヤの部分を大事そうに右手の人差し指でそっと撫でた。
そっか。
川の流れる小さなチョロチョロと言う音だけが静かな夜道に心地よいBGMとなって響いている。
そう言やあミク、今回は霊気の先生に会いに来たんだっけ?」
とホンジョウ。
うん、初伝から奥伝に上げてもらえることになって、明日一日そのセミナーなんだ」
とミク。
よくわかんないけど???、なんか凄そうだね?」
奥伝の資格をもらえるとね、わたしも霊気ヒーリング治療実践の資格?みたいなものがもらえるのよ」
へえ、じゃあ、ミクもヒーラーか?」
ナオキはヒーラーのオンナ、二股か?」
ええ?」
とホンジョウはまた露骨に動揺する。
冗談よ」
と、ホンジョウは何かを探しているのか?ズボンの右ポケットをゴソゴソとやっていたが、やがてその中よりハンカチにくるまれたある物体を取り出し、それを右掌に乗せると、すぐにそれをミクの目の前に差し出した。
ああ、あの。
これ???」
えっ?
何?
指輪?」
ああ。
これ、君に渡しそびれてた???婚約指輪」
えっ?
そ、それで?」
い、いや、これ???、ミクにやっぱり渡しといた方がいいと思ってね」
わたしに?」
ああ。
ってああ、でも今更プロポーズとかじゃなくて。
つまり、あの、まあ???、今までずっと君のこと忘れなかった俺の気持ちの証?って言うか?
まあ、そんな意味???かな」
とホンジョウはたどたとしい口調で、かろうじてなんとか???そう言った。
そう。
ありがとう。
なんか???、うれしいな」
とミクは言ってその指輪を手に取り、それをそっと左の薬指にはめた。
それでもミクはすぐにそれを薬指から外すと、
やっぱ、こっち???かな?」
と言ってそれを中指にはめ直し、
ほら、婚約じゃないしね」
と言って笑った。
ああ、そ、そうだね」
これね」
とミクは意味ありげに微笑む。
ええ?」
これ???、婚約指輪としてもらって、わたしたち離れ離れになっていたら、なんか気まずくなってもうはめられなかったでしょう?
でもなんか、こういう形でもらえたから、なんかこれからも一生?ずっとはめていられそう???かな」
と言ってミ クはその指輪のダイヤの部分を大事そうに右手の人差し指でそっと撫でた。
そっか。
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